2018-05-03 マスコミに関わる全ての者が右翼に対する怒りを新たにする日。1987年5月3日午後8時15分、朝日新聞阪神支局襲撃事件 時事 TVや新聞などに関わるすべてのマスコミ人が平和を破壊する右翼に対して怒りを新たにする日である。 軍部と軍事経済の利益を守るために国民と平和憲法に向けて散弾銃を躊躇なく発砲する象徴的な事件が朝日新聞阪神支局襲撃である。 1987年5月3日午後8時15分、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局へ散弾銃を持った男が侵入し、2階編集室にいた小尻知博記者(享年29)と犬飼兵衛記者(当時42歳)に向けて発砲した。 小尻記者は翌5月4日に死亡(殉職により記者のまま次長待遇昇格)、犬飼記者も右手の小指と薬指を失った。 『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』桶田毅著岩波書店 「小尻君は本が好きで、よく図書室に連れて行ってもろうてね」 犯人の極右赤報隊は「反日」「反日分子」を繰り返し平和憲法を憎悪し、軍部主導の帝国憲法復活を目指す脅迫文を書いている。 犯人赤報隊は、右傾化する政治動向と密着して、「戦争と侵略体制を否定する一切の言論と思想」が狙われ、戦争体制づくりへの抵抗を崩壊させる意図があり、権力の方針を補おうとする政治的役割りがあった。