「橋下はテレビがひり出した汚物である」と喝破したのは気骨ある記者たちからジャーナリストの師と仰がれている辺見庸である。
また、2012年9月12日に開催された「日本維新の会」の旗揚げパーティーの会場を佐野真一は的確に活写している。
「田舎芝居じみた登場の仕方といい、聴衆の関心を引きつける香具師まがいの身振りといい、橋下と細木(数子)の雰囲気はよく似ている。(中略) この男は裏に回るとどんな陰惨なことでもやるに違いない。(中略) 橋下の言動を突き動かしているのは、その場の人気取りだけが目的の動物的衝動である。」
「テレビの視聴率至上主義そのままの大衆迎合思想、それに受験戦争を勝ち抜いてきた男らしく一夜漬けのにわか勉強で身に着けた床屋政談なみの空虚な政治的戯(ザ)れ言だけである。」
「一番問題にしなければならないのは、敵対者を絶対に認めないこの男の非寛容な人格であり、その厄介な性格の根にある橋下の本性である。」
関西財界がイカレたチンピラを政治家としてでっち上げて、
市民の公的な財産を根こそぎ奪おうとしたのが「大阪都構想」なる代物である。
東京で元祖利権屋である慎太郎を使って鹿島などの建設財界が都民の財産である地上・地下、湾岸などの市民資産を根こそぎ奪って大儲けしたので全国で流行り出したのだ。
その大元が安倍極右利権屋内閣のアベノミクスだ。
(今回、日本国民の命を差し出して軍事財閥の利権を中東にまで拡大して国民の平穏は滅茶苦茶になってしまった。
しかし、軍部と軍事財閥は国民の不安と恐怖を糧に肥え太ってしまった。)
橋下は、大声で喚いていた年間4000億円の効果額がデマカセで、たった1億円だったインチキがばれると、
経済効果など問題ではないなどとごまかし始めた。
大体元の構想から「詐欺には引っ掛からないよ。」と堺市が抜けてしまった。
大きな部品が外れてしまった車を未だ走らせようと悪足掻きしているのが現在の「大阪都構想」である。
大阪都構想は「二重行政解消」どころか、三重行政になってしまう代物であり、初期投資で約700億円もかけて無駄なハコモノの特別区役所を複数もつくり、 わずか5年で1070億円も赤字になってしまうのが「大阪都インチキ構想」なのである。
第一、自分の街にカジノ誘致などというゴロツキ利権の男である。
カジノで発展した膿んだ町で子供を育てるとでもいうのか。
こういう犬コロ発言をするなど政治家以前、人間のクズである。
沖縄は、中東やベトナムで多くの市民の血を吸った日米の侵略犯罪軍人と軍事施設のすべてを島から一掃するたたかいを始めた。
大阪も恥知らずな政治からの脱却に舵を切るときだ。