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軍拡発狂・中露の「キラー衛星」に対抗、日本上空の監視衛星2基態勢へ…宇宙防衛を強化

防衛省は、日本上空の宇宙空間の警戒を強化するため、監視衛星を2基態勢で運用する方針を固めた。2基目の衛星には、中国やロシアの「衛星攻撃衛星(キラー衛星)」の活動を妨害する機能の付与を検討している。複数の政府関係者が明らかにした。

 監視衛星態勢の構築と拡充は、宇宙分野の防衛力強化策の柱の一つとして、年末までに改定する「防衛計画の大綱」(防衛大綱)や「中期防衛力整備計画」(中期防)に明記する。

 衛星には、光学望遠鏡を搭載し、高度約3万6000キロ・メートルの静止軌道でキラー衛星の動きなどの情報を収集する。来年度から地上のレーダーでの警戒が始まる予定だが、宇宙空間ではより詳細なデータが得られる。

 現在、2026年度までに1基目を打ち上げることが固まっている。ただ、1基ではセンサーの角度によって警戒範囲に限界がある。日本上空を全てカバーするには複数の衛星が必要で、防衛省はまず1基目の運用を検証し、2基目の打ち上げ時期を調整する。

 監視衛星の必要性は、中露がキラー衛星の開発を進めていることを受け、18年の防衛大綱や中期防で初めて打ち出された。

 日本の安全保障関連の衛星としては、地上の動向を把握する「情報収集衛星」に加え、ミサイル誘導に不可欠な「測位衛星」などが運用されている。これらがキラー衛星の攻撃で無力化されると、日本の防衛に重大な影響を及ぼす。

 このため、2基目の監視衛星には、キラー衛星の攻撃を阻止するため、電波妨害装置などを搭載する方向だ。防衛省が来年度から具体的な設計に着手する。

キラー衛星への攻撃について、浜田防衛相は「自衛のための必要最小限度の措置でなければならない。個別具体的な状況を踏まえて判断する」(27日の衆院安全保障委員会)と述べ、法的には可能だとの認識を示している。

 

 ◆ キラー衛星 =宇宙空間で他国の衛星を攻撃する軍事衛星。標的の衛星に接近し、ロボットアームで捕獲したり、電磁波を照射したりして機能を喪失させる。中国は2010年以降、衛星同士を近づける実験を繰り返している。ロシアも関連技術を開発しているとされる。