中国共産党創立100周年祝賀大会が1日、北京の天安門広場で開催され、習近平が重要演説を行った。
「1840年のアヘン戦争以来、中国は次第に半植民地・半封建社会となり、中華民族は未曾有の惨禍を被った。それ以降、中華民族の偉大な復興の実現が中国人民と中華民族の最も偉大な夢となった。100年間、中国共産党が中国人民を団結させ、率いて行ってきた全ての奮闘、全ての犠牲、全ての創造は1つの命題に帰結する。『中華民族の偉大な復興の実現』である」と述べた。
それならなぜ、
アメリカが香港暴動のために「リンゴ日報」を通じて流し込んだ巨額の騒乱破壊資金を見逃したのか、
アメリカ軍は今沖縄辺野古で腐敗詐欺集団自衛隊を奴隷のように使って日本国民を半殺しにしながら軍事基地建設を強行している。
国民はアメリカ軍・腐敗詐欺集団自衛隊を叩き潰すたたかいを進めているが、中国はイギリスやアメリカ・日本などの植民地帝国に奴隷化された歴史を覚えているのか。
暴動破壊のための資金は、米財務省から、国務省「国際開発局」（ＵＳＡＩＤ）に送られる。
ＵＳＡＩＤは、それをＮＥＤ（全米民主主義基金）に流す。
米国政府は13年、ＮＥＤに1億1100万ドルの資金を充てている（ＮＥＤは、民間からの資金を調達することも許可されている）。
ＮＥＤは、その資金を、ＩＲＩ（共和党国際研究所）、ＮＤＩ（国際民主研究所）などに提供する。資金はさらに、「反米国家」の「ＮＧＯ」「ＮＰＯ」に流れ、「民主化」という名の「革命運動」に使用されていく。
産経新聞05年4月2日付は、同年3月に起こった中央アジア「キルギス」の政府破壊資金について触れている。
＜「キルギスのアカエフ政権を崩壊に追いこんだ政変をめぐり、米国の民間非営利団体（ＮＰＯ）によるキルギスの独立系メディアへの支援などの民主化促進活動が実を結び、政変につながったとの見方が米国で強まっている。＞（産経新聞05年4月2日）
米国の支援で「クーデターが仕掛けられた」のだ。
では、政府破壊に貢献したＮＰＯとはどんな団体なのか？
産経の記事は、1、フリーダムハウス
2、国家民主研究所（ＮＤＩ）
3、共和党国際研究所（ＩＲＩ）を挙げた。
では、これらＮＰＯの資金源は誰なのか？
＜92年の「自由支援法」に基づき、米国家予算から捻出されている。 国務省国際開発局（USAID)を通じて、キルギスのNPO活動のために組まれた予算は、2005年度会計年度で総額3300万ドル。＞（同上）
ここに書かれていることは、香港暴動に資金を流し込んだアメリカ共和党についてと同じものだ。
中国共産党創立100周年祝賀大会に浮かれている場合か、というのが日本国民の気持ちである。
