「性差別発言」で辞任を表明した東京五輪組織委員会・森喜朗会長の後任人事が、候補者検討委員会から就任要請を受けた橋本聖子・五輪担当相がこれを受諾し、大臣を辞任、夕方、理事会で新会長に選出された。
冗談か?
フザケているのか?
日本会議国会議員懇談会は、日本最大の右派・超国家主義団体『日本会議』を支援する目的で設立された、橋本聖子はその幹部である。
日本会議は、南京大虐殺や旧日本軍「慰安婦」問題での教科書の記述などを指して「わが国の歴史を悪しざまに断罪する自虐的な歴史教育」(「日本会議がめざすもの」)などと攻撃し、通常国会で「慰安婦」問題で旧日本軍の関与を認め公式に謝罪した「河野談話」(1993年)の検証や見直しを政府に求めたりしている。
まさに差別の総本山なのである。
IOCの差別拒否はただの見せ掛けなのか?
日本国民は日本会議議連幹部橋本聖子五輪組織委新会長を容認するIOCを許さない。