2007年1月自民党大会で安倍晋三首相（総裁）が改憲をめざし改憲手続き法案の早期成立をはかる考えを表明したが、そこに日本経団連の御手洗冨士夫会長がノコノコと出席して国民を愚弄する「御手洗ビジョン」なるものを発表し、「イノベーション」の一環として改憲をかかげた。
つまり早い話が御手洗冨士夫は国土を軍需経済・軍事企業という犯罪構造に転換すると抜かしたのである。
いうまでもなくスポーツは軍需経済という犯罪の対極にある。
御手洗冨士夫は昭和10年生まれ、終戦時小学5年生１０歳であった、
あの残酷な戦争の悲惨を全身に浴びて成長したはずだ。
改憲を口にするなど2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会名誉会長の資格はない。
五輪会長人事の醜悪な混乱は、改憲を唱えるような恥知らずな男が「名誉会長」に胡坐をかいているからだ。
改憲腐敗の日本経団連元会長御手洗冨士夫の退場こそが先である。
