改ざんの記録が明らかになった。
きょう午後の会見で麻生財務相は開き直った態度で自身の進退について「考えていない」と喚き、「佐川の答弁に合わせて理財局の指示で書き換えた」「最終責任者は理財局長である佐川」と、佐川宣寿前理財局長にすべての犯罪行為を押し付けた。
それは大ウソであった。
2月下旬より前に「改ざん」が必要な答弁をおこなっていたのは、佐川前理財局長ではなく、安倍首相だった。
「私や妻が関係していたということになれば、これは、まさに私は間違いなく、総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」
佐川前理財局長はこの安倍の答弁に合わせて文書を変えなければいけなくなったのである。
佐川前理財局長の発言内容が突然変わったのは安部17日答弁の後、2月の24日からである。
〈「学校法人 森友学園」の概要等〉
という項目で、籠池泰典理事長(当時)について言及した箇所。そこには、籠池理事長が
〈日本会議大阪(注)代表・運営委員〉
とあり、その注釈部分は、
〈国会においては、日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が平成9年5月に設立され、現在、役員には特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任〉
〈国会においては、日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が平成9年5月に設立され、現在、役員には特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任〉