パリで同時テロ、120人以上死亡。欧米軍事資本によるイスラム世界への攻撃によって、世界中の街角が血塗れの戦場になってしまった。

パリで同時テロ、120人以上死亡＝銃撃に自爆。

パリ中心部のバタクラン劇場と郊外の競技場付近などで13日夜（日本時間14日朝）、複数の銃撃や爆発などの同時テロがあり、フランスの捜査当局筋は14日、AFP通信に対し、少なくとも120人が死亡、200人以上が負傷したと明らかにした。

テロである。

憎むべきテロは憎むべきテロに対してなされる。

欧米軍による空爆や無人機爆撃でイスラム市民が連日殺され、対抗テロでパリの市民が殺される。

際限のない不毛なものだ。

イスラム世界に対する欧米の残虐な侵略史は十字軍の残虐まで遡らなくても、湾岸戦争、イラク、アフガン侵略に見られるように略奪の侵攻史である。

イスラム社会に対する差別の長い歴史が素朴なイスラム家族を虫けらのように虐殺する無差別空爆を生みテロを引き出して行く。

テキサコの資金を導入した映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で悪党がリビア人に設定されているが、欧米文化のイスラム差別は歴史と戦略が一体となって深く膿んでいる。

安倍極右カルトを操って日米安保詐欺同盟によるアメリカ軍事資本と結託した軍事ファシズム政策を強行する日本も標的にされている。

安倍極右カルト一派は日米軍事財閥に飼育された軍事利権屋である、小汚い利権屋内閣だからこそ宗教的・思想的動機もなく十字軍気取りで有志連合に自ら加わり、自衛隊の軍事利権漁りに精を出すのである。

パリ同時テロの４箇所の重要目標の一つは人気レストランだった。日本レストランも狙われて不思議はない。パリ11区の日本食「SUSHI MAKI」が銃撃された。

3. Japanese restaurant
A little further east on Rue de Charonne, 18 people were killed, with one witness saying a Japanese restaurant was the main target.
"There was blood everywhere," the witness said.
Another man said he heard shots ring out, in sharp bursts, for two or three minutes.
"I saw several bloody bodies on the ground. I don't know if they were dead," he said.（byTST)

2002年8月20日、ブッシュ大統領はジャーナリストのボブ・ウッドワードによるインタビューで、

「・・武力および武力の行使について、われわれはすべての方面の合意を求めるつもりはない。だが、有益な結果をもたらすような行動―自信に裏打ちされた行動は、その勢いによって二の足を踏んでいた国家や指導者を従わせ、平和にと向かう前向きな動きが生まれたのを示すことができる。」と言い放っている。

世界中の路上を血の海にしてもアメリカ金融資本は進撃することを止めない、ということだ。