フランスによるラッカへの報復空爆はパリの同時テロと同じテロである。

フランス空軍は15日、「イスラム国（IS）」の事実上の「首都」となっているシリア北部ラッカ（Raqa）を空爆し、指揮所と訓練基地を破壊したと仏国防省が発表した。

作戦には戦闘爆撃機10機を含む軍用機12機が参加し、20発の爆弾を投下した。

空爆により多くの市民が殺された筈だ。

フランスによる国家テロである。

テロに対する反撃が市民殺しの空爆というのは、非現実的な国家的な甘えである。

他国の市民を殺し、自国民をテロリストに殺させるような空爆という国家テロは現実に立ち向かわないお花畑政治の最もたるものだ。

ISや難民を生み出したのは、欧米軍による空爆である。

空爆で殺されているのは９割が一般市民である。

「この戦争に勝つ」とフランスは言うが、国家の体を成していないIS相手にどうやって勝つなどと言うのか？

ISが入り込んで来た地域に住んでいたシリア北部ラッカの市民がフランス空軍の突然の空爆で焼死体となって積み上がることが「この戦争の勝利」なのか？

世界第4位の悪名高いフランス軍需産業群。

原潜から核弾頭・弾道ミサイルまで自国内メーカーだけで賄う軍事国家。
電子機器 : タレス、サジェム
航空機 : EADS、ダッソー・アビアシオン
装甲戦闘車両 : ネクスター、パナール、ルノー・トラック・ディフェンス
艦艇 : DCNS、CMN(Constructions Mecaniques de Normandie)、STXフランス
エンジン : チュルボメカ、SNECMA
ミサイル/ロケット : MBDA、SNPE、アリアンスペース
衛星 : タレス・アレニア・スペース、EADSアストリウム
銃器/火砲 : ネクスター
弾薬 : ネクスター、タレス

「フランスのパリ近郊で2014年6月に開かれた武器などの見本市、『ユーロサトリ』。
世界最大規模のこの見本市に、初めて日本の防衛犯罪産業が参加した。
５８の国と地域の、およそ１，５００の犯罪企業が参加した。