「日本は明らかに
地震国であり、火山国です。日本の国土面積は世界の0.28%ですが、世界の
地震の10%は日本で起きている。火山活動は7~10%です。そして、
地震や火山の活動には、揺らぎがあります。つまり「活動期」と「静穏期」があり、行ったり来たりする。今がどうかというと、明らかに活動期に入ったと見るべきでしょう。」
石橋克彦氏は2011年5月23日の
参議院行政監視委員会において、次のように発言している。
「そもそも日本列島は地球上で最も原発建設に適さない場所です。
世界中の地震をプロットしますと、地球上では地震というのは線上またはベルト上に起こっているわけですけども。非常に活発な地震活動のベルトの中に日本列島は全域がすっぽりはいってしまうわけです。
面積でいいますと、日本の国土とそれから領海と排他的経済水域の一部、合計した場合、地球の総面積の0.3パーセント弱ですけれども、その範囲内にですね。実に地球の地震、全地震の約10%が集中しています。で、こういう所にはそもそも原発はつくるべきではないのです。」
石橋克彦氏は、この参議院行政監視委員会で次の点も指摘している。