岸田総理は国会で、相手のミサイル拠点などを叩く反撃能力を高めるため、アメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を400発購入する予定だと明らかにしました。
反撃能力をめぐっては、防衛省は、アメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を2023年度に一括契約で取得することを決めていますが、これまで、購入する数については明らかにしていませんでした。
岸田総理 「トマホークの取得数、これ400発を予定しているというのが我が国の方針であります」
きょうの衆議院予算委員会で岸田総理は、「自衛隊が保有するミサイルの弾数や単価については公表していない」と前置きしたうえで、「トマホークに関しては大変関心が高い」などとして、政府として400発購入予定であると明らかにしました。 政府は、取得費用として2023年度の予算案におよそ2100億円を計上し、26年度の配備を目指しています。