ジョン・フランケンハイマー監督の円熟期の傑作のひとつに『五月の七日間』という傑作ポリティカル・サスペンスがある。
クーデターを図ろうとする軍上層部とそれを阻止しようとする大統領筋の熾烈な戦いを描いて、いま、日本で公開されている温い失敗作『日本の一番長い日』に通低する主題を扱っている。
5・15や2・26の反乱軍将校たちが軍事財閥から受け取った札束を懐に残虐な暴力を行使して大陸利権を強奪して行った日本軍部の歴史はそれほど昔のことではない。
国会内で記者会見した三輪氏は「資料には、法案を基に今後の政策の方向性に立ち入った記述がある。国会の立法権の重大な侵害で、与党議員も怒るべき問題だ」と述べた。小沢氏は「資料作成に関わった幹部などの証人喚問が必要だ」と国会に対応を促した。
声明は、違憲の疑いがある安保法案の成立を見越して自衛隊の検討課題を示すことは、国会軽視だと強調。法案と日米防衛協力指針(ガイドライン)との関係に関し「日本の防衛当局にとってガイドラインが最上位の規範であることが露骨に示されている」と批判した。
2.26の北一輝は、政友会の実力者であった森格から5万円をもらい、三井財閥から年間2万円という大金をもらっていた(当時の一円=今の2000円以上)。財閥に養われて自家用車をもち、お抱え運転手もいたというほどの優雅な生活を送っていた。
2.26や515の反乱軍将校や、鎮圧説得に当たった参謀本部幹部たちも財閥に飼育された薄汚れた者で占められていた。
「・・・・国体護持のためにアメリカとは何も交渉せず、、
結果、敗戦となるまでの間に特攻隊とか空襲、原爆で日本人は相当死んでいる。
それは全部、国体護持ーつまり裕仁を天皇の座に置くということのためのみ
、、 それは天皇制ヒエラルキーに入っている上流階級がね、
天皇制がなくなったら自分たちの権益をすべて失っちゃうわけだからね、
位から財産からすべて。
、、上流階級としては国体護持が第一だということで終戦を延ばしに延ばしていたんですけど、結局、
そのために何十万という人間が死んで行ったわけですよ。
、、(昭和天皇は)第一級の戦犯です、それは誰が見たってそうであってね。
、、絶対に許しがたいんですね。」
(『昭和の劇』P486笠原和夫・荒井晴彦対談より。)
結果、敗戦となるまでの間に特攻隊とか空襲、原爆で日本人は相当死んでいる。
それは全部、国体護持ーつまり裕仁を天皇の座に置くということのためのみ
、、 それは天皇制ヒエラルキーに入っている上流階級がね、
天皇制がなくなったら自分たちの権益をすべて失っちゃうわけだからね、
位から財産からすべて。
、、上流階級としては国体護持が第一だということで終戦を延ばしに延ばしていたんですけど、結局、
そのために何十万という人間が死んで行ったわけですよ。
、、(昭和天皇は)第一級の戦犯です、それは誰が見たってそうであってね。
、、絶対に許しがたいんですね。」
(『昭和の劇』P486笠原和夫・荒井晴彦対談より。)