軍事財界の要望だけによって動く無知無能な政治屋であるとポッダム討論の中で述べたのである。
「私はまだ、つまびらかに読んでいない。論評は差し控えたい」
ポツダム宣言を知らなかったのだ。
読んでいないとか、解釈に不服があるとかではなく、只知らなかった。
こんな無知で非常識な男が一国の首相だったのである。
安倍の持論は「戦後レジームからの脱却」である。
戦後体制が始まったのがまさに「ポツダム宣言」なのだ、「脱却」などと喚くのなら、「つまびらか」に知っているのは当たり前のことではないか。
終戦直前に当時の42代鈴木貫太郎首相は1945・7月28日午後の記者会見で「ポツダム宣言」について「政府としては重大な価値あるものとは認めず黙殺して断固戦争完遂に邁進」と発言した。無責任破廉恥戦争継続派の阿南惟幾陸軍大臣や梅津美治朗参謀総長らに半ば脅迫されたからだ。アメリカが激怒して、広島・長崎の原爆投下を正当化するきっかけになった。
歴史など知っている必要はないのである。
利権屋の政治屋は只言われたままに喋り言われたままに動けばいいからだ。
自民党幹事長代理だった安倍晋三は右翼月刊誌「Voice」2005年7月号の対談で、「ポツダム宣言というのは、米国が原子爆弾を二発も落として日本に大変な惨状を与えた後、『どうだ』とばかり(に)たたきつけたものだ。」と語って中学生程度の歴史も知らないアホだということがばれて大恥を掻いている。
「ポツダム宣言」が発せられたのは1945年7月26日、日本が受諾通知したのは8月14日、公式調印したのは9月2日。原爆投下は8月6日と9日である。
戦後日本にとって最も重要な終戦時の時系列さえ知らない、中学生以下の只のバカタレであった。
このアホ首相の最大の政治信条が『戦後レジーム(体制)の打破』である、
マンガである。
安倍は、財界の意のままに動く只の利権屋なのである。
軍事企業は許されないのである。
Proclamation Defining Terms for Japanese Surrender
Issued, at Potsdam, July 26, 1945
Issued, at Potsdam, July 26, 1945
11.Japan shall be permitted to maintain such industries as will sustain her economy and permit the exaction of just reparations in kind, but not those which would enable her to re-arm for war. To this end, access to, as distinguished from control of, raw materials shall be permitted. Eventual Japanese participation in world trade relations shall be permitted.