英国型に「ワクチン効果を弱める可能性」がある変異が加わる。
神戸市は、新型コロナウイルスの英国型に別の変異が加わった新たな変異ウイルスが確認されたと発表しました。神戸市によりますと、5月17日に神戸市内で感染が分かった50代の男性から、新たな変異ウイルスが見つかりました。この変異ウイルスは感染性と重症化リスクの高い英国型の「N501Y」変異に、ワクチンや抗体医薬の効果を弱める可能性がある「E484Q」変異が加わったものです。インド型やベトナム型とも異なる変異で、日本国内で確認されるのは初めてだということです。男性は軽症で自宅療養となり、すでに療養期間を終えています。男性の濃厚接触者は全員陰性だということです。