「新型コロナウイルスの RNA は逆転写されヒトゲノムに組み込まれる」
この研究発表は大変に物議を醸しました。
なぜなら、現在、世界中でおこなわれているコロナワクチンは「遺伝子ワクチン」であるものが多いからです。
特に米ファイザー社とモデルナ社のワクチンは、メッセンジャー RNA という「 RNA そのもの」を体内に打ち込むもので、つまり、上の研究の内容が本当なら、
「 RNA ワクチンを接種すると、ワクチンの RNA がその人の DNA に組み込まれる可能性が高い」
ことを示しているからです。
問題のひとつとして、こうなりますと「影響は永久になる」ということになると思うのですが、今回、米マサチューセッツ工科大学、アメリカ国立がん研究所、ホワイトヘッド生物医学研究所(最先端の遺伝子研究所)の科学者たちによるさらに詳細な研究がおこなわれました。
その結果、以前の研究結果と同じように、
「 SARS-Cov-2 (新型コロナウイルス)遺伝子は、ヒト DNA と統合する」
という証拠を発見したことが「米国科学アカデミー紀要」に査読済み論文として発表されました。