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１９４１年１２月８日「新高山登レ一二〇八」（ニイタカヤマノボレヒトフタマルハチ）の電報が発信され「真珠湾攻撃」により太平洋戦争が始まった。
「艦船」向けは「船橋送信所（行田無線）現千葉県船橋市」、
「潜水艦」向けは「依佐美送信所（よさみ）現愛知県刈谷市」がら送信された。

皇軍参謀本部を象徴する無能・人間のクズ、山本五十六連合艦隊司令長官が真珠湾に向けて暴走し310万の国民が惨殺された。

山本五十六は多くの手紙を愛人河合千代子に書き､司令長官室で千代子からの手紙を待ち焦がれていた。
山本五十六が戦死した翌日、軍務局長を含む三、四人の海軍省の軍人が愛人河合千代子の宅に来て、元帥にあなたのような女がいると恥辱だからすぐ自決してくれ、と言った。
しかし、まだ39歳、とても死ねなかった（五十六の戦死は五月十一日の大本営発表で一般国民に知られた）。
その後しばらくして海軍省から、元帥から来た手紙を全部提出せよ、命令に従わないなら家宅捜索をして取り上げる、という通達が来た。
仕方なしに、五、六通を隠し、六十通ほどの手紙を提出した。