4人は23日、訪問先のフィリピンクラーク経済特区でバカ丸出しの猿芝居をした。
4人というのは北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相も出演していたからだが、そこにはいなかった。
つまり
「北朝鮮による脅威は前代未聞で、重大、かつ切迫した水準に達しており、こうした脅威に対応する必要があるとの認識を示す猿芝居」である。
(アメリカの軍事理論家・ロバート・ナイマン氏)
──米国は、世界に800以上の軍事基地を展開しています。
なぜこれだけの基地が必要なのですか。
米国、特にペンタゴン(軍部)にとって海外基地は、全世界に戦力を投入するための手段なのです。同時にそのことは、自国の意思を押し付け、政治的影響力を拡大することにもつながる。
こうした考えは、自国の市民を外敵から防衛するといった発想とは違う次元だと思っています。
たとえば、イラク戦争を見てみましょう。
たとえば、イラク戦争を見てみましょう。
つまり全世界で資源の面から最も重要視している中東で、最大の軍事拠点を確保することができた。同じような動きは、アフガニスタンでも起きています。…
──日本は、突出した米軍基地の受け入れ国です。日米の政治家は「抑止力」などという名目で米軍基地が必要だと主張していますが。
それは、絶対に誤りです。
現実的に考えてください。
中国が、どうして日本を攻撃したり侵入しなければならない理由があるのですか。
北朝鮮が、なぜ日本と事を構えなければならないのでしょう。
沖縄の米軍基地も「抑止力」という名目で正当化されているようですが、沖縄の海兵隊は、イラクやアフガニスタンに出撃していきました。「抑止力」とは何の関係もありません。
米軍基地の真の目的は、日本をアジアをはじめとした世界への出撃拠点にし、さらに日本を米国の支配下に留めておいて、中国と手を結ばせないようにすることにあるのです。
米軍基地の真の目的は、日本をアジアをはじめとした世界への出撃拠点にし、さらに日本を米国の支配下に留めておいて、中国と手を結ばせないようにすることにあるのです。
何も米軍は、「日本防衛」のために基地を置いているのではありません。
それは米軍が、ニューヨークの市民を守るために存在しているのではないということと同じです。