プーチン大統領は皮肉混じりに、ラブロフ外相は不注意にも存在しないとされる秘密を自身に報告していないとし、「ラブロフ外相は（トランプ大統領が提供したとされる）秘密を私とも、ロシアの情報機関の代表とも共有していない。彼を叱責せざるを得ないようだ」と語った。
必要ならラブロフ外相とトランプ大統領の会談の記録を米議会に提出する用意があるとも述べた。側近によると、会談の記録は音声記録ではなく、文書記録という。
現在の状況にコメントして、プーチン大統領は、米国では「政治的統合失調症が進行している」とした上で、「ロシアは米国の国内問題に介入しておらず、そのつもりもな」く、「ロシアはロシア政府との協力を望む全ての人を、あらゆる形式で喜んで受け入れる」と強調した。
プーチン大統領は偏見を排して建設的な協力を進めるよう西側諸国に呼びかけた。
