次々にトンデモナイ人事発表が行われている。
中央情報局(CIA)長官にはイラン核合意反対派でタカ派のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)下院議員(52)を指名した。
この男は極右運動ティーパーテイにも参加し、2012年にリビア・ベンガジ(Benghazi)で発生した米領事館襲撃事件で、当時国務長官だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)による対応を生温いと厳しく批判するレポートまとめた議員の急先鋒である。
大統領補佐官(国家安全保障問題担当)には選挙戦早期からトランプ氏を支援し、同陣営の軍事顧問を務めたマイケル・フリン(Michael Flynn)元陸軍中将(57)が指名された。
3人とも指名を受け入れた。
いずれも鼻摘みのトンデモ極右である。
トンでも極右ではあるが、オバマ・ヒラリーの戦争政策は引き継がない。
オバマ・ヒラリーの戦争政策は「ビンラデン暗殺ショウ」や「中東・東欧の春・カラー革命」作戦でも分るように過激派を使って混乱と破壊を引き起こして軍事作戦を発動するものでウオール街の戦争屋に直結している。マイケル・フリンは2014年にアメリカ軍の情報機関DIAの局長であったときオバマ・ヒラリーの戦争政策であるアルカイダやISなどを「使って行く」作戦は危険であるとしてロシアとの連携を延べ報告書も作成している。