ポレポレ東中野での初日・2日目とも満員御礼であった。
藤本監督インタビュー
「沖縄のマスコミすら、住民たちが抵抗している場に近寄らせないというようなことが行われていて、暴力的な行為が海上保安庁というような警察力を持った人たちによって非暴力でノーの声をあげる住民たちに使われている」
藤本監督はこの作品で、ある試みを行いました。
藤本監督インタビュー
「カヌーの人たちの頭にヘルメットをかぶってもらって、小型のカメラをつけて、ここで起こっていることを記録するようにしました」
カメラがとらえたのは、県民やマスコミの目が届かない海の上で海上保安庁の職員が5,6人がかりで1人の住民を抑え込もうとする様子。
藤本監督インタビュー
「これは本当に見てもらいたい。マスコミを遠ざけた中で、本当に何が行われているか」「1人1人は本当に小さい、小さな力、弱い力しかもっていないけれども、その人たちの声が広がっていけば、大きな力も変えていく可能性が生まれてくるんじゃないかと」
名古屋シネマテーク(2/28~)