アメリカの物価上昇率がついに9%を超えました。 先月の消費者物価指数は9.1%上昇し、40年7か月ぶりの高い伸びとなりました。 アメリカ労働省が13日に発表した6月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べ9.1%上昇し、1981年11月以来、40年7か月ぶりの高い伸びとなりました。 事前の予想では8.8%の上昇でしたがこれを大きく上回る結果となり、ガソリンや食品など幅広い品目で歴史的なインフレが一段と加速しています。 これを受けて、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は今月の会合で6月に続いて通常の3倍にあたる0.75%の利上げに踏み切る公算が強まっています。