ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクで8日朝、鉄道駅にロケット弾が撃ち込まれ、子どもや女性を含む少なくとも50人が死亡した。
ウクライナ当局によると当時駅には、ドネツク地方で続く激しい砲撃から必死に逃れるため避難用の列車を待つ人が数千人集まっていたという。こうした中、首都キーウ(ロシア語でキエフ)西郊マカリウでは新たに132人の遺体が集団埋葬されているのが見つかった。 ウクライナ検察によると、クラマトルスクの駅には当時、女性や子どもを中心に4000人近くが集まっていた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「際限のない悪」だとしてロシア軍を非難した。
一方でロシア国防省は、攻撃したのはウクライナ側だと主張している。
こうした中、首都キーウ(キエフ)西郊マカリウでは132人の遺体が集団埋葬地などから見つかった。