トンでも内閣である。
安倍首相と昵懇の元TBSワシントン支局長の山口敬之(51)をめぐるレイプ事件もみ消し疑惑に、新事実が浮上した。
2015年6月の逮捕寸前、警視庁高輪署員に「待った」をかけたとされる
中村格刑事部長(現
警察庁組織犯罪対策部長)が、安倍政権に批判的な元経産官僚の古賀茂明氏の排除にも動いていたのだ。
その経緯を新著「日本中枢の狂謀」(
講談社)で明かしているのだが、古賀氏のクビを決定づけたのは、番組放送中にテレ朝上層部に届いた菅
官房長官の秘書官からの抗議メールだったという。この送信主が当時秘書官だったレイプ問題の中村なのだ。
5日、日本
外国特派員協会で会見した古賀氏はこう話した。
「抗議のメールをした秘書官のひとりである
中村格さんが、いま話題の中村さんです。安倍政権の中枢と非常に親しい人物であり、菅
官房長官の意を受けて圧力をかけた人物であることに非常に驚いた次第です」