2017-04-10 プーチン「化学兵器を使用しているのはテロリストであるという事実を無視することは、状況を一層悪化させるだけだ」 時事 ロシアのペスコフ大統領報道官は7日、米国によるシリアへのミサイル攻撃について「プーチン大統領は、でっち上げた口実に基づく、国際法に違反した主権国家への侵略と考えている」と非難した。 攻撃は米露関係に「重大な損害を与える」とも指摘した。ロシアメディアが伝えた。 ペスコフ氏は、シリア軍が全ての化学兵器を廃棄したことを化学兵器禁止機関(OPCW)が確認しているとして「シリア軍は化学兵器を保有していない」と主張した。 ペスコフ氏によると、プーチン氏は「化学兵器を使用しているのはテロリストであるという事実を無視することは、状況を一層悪化させるだけだ」と述べたという。(共同)