彼らは極右の片鱗を見せながら跳梁したイカレた道化師として同類であった。
あれほどの無能であれほどのデタラメな行動と発言をしながら、国内だけでなく世界から蔑まれ軽蔑される発言を繰り返しながら、なぜ失脚しなかったのか？
それは、
財界が彼らに道化を演じさせることが必要であり、それを汲み取った腐敗マスコミがあらゆる媒体を使い失脚を防ぎ切ったからだ。
政治家としての無能を覆い隠すデタラメ発言、デタラメ行動を繰り返しても辞任しない、
辞任しなくてもいいように世論が偽造され、腐敗マスコミが庇い、守り切ったのである。
あたかも人気者であるかのような、あたかも変わり者の実力者であるかのようなイメージが作られ、仕立て上げられ、でっち上げられて来た。
世界からも国内からも相手にされないような差別的なデタラメ発言でさえ覆い隠され、大事にならないように注意深く大掛かりに霧消されて行った。
小泉、石原慎太郎、橋下、がもし民主党だったらとっくにマスコミによって辞めさせられていたはずだ。
（鳩山由紀夫や菅直人や小沢・山本太郎などに植え付けられたイメージと比べると良く分る。
彼らは財閥のビジョンに寄り添うことを選ばない政治家であったから、腐敗した番犬マスコミによって嘲笑イメージをこれでもかというほど戦略的に植えつけられて来た。）
小泉、慎太郎、橋下の売りポイントは何だったか考えれば直ぐに分ることだ。
小泉は郵政民営化、
石原は都庁改革、橋下は都構想、これをわめき続けた。
しかし、
その裏で巨大利権構造が、世論を右に誘導しながら作り上げられていたのである。
小泉は特措法で自衛隊の海外派遣の道筋をつけた。
石原はヘリテージ財団で尖閣国有化宣言をして自衛隊と財閥の巨大利権を作り上げた。
橋下は辺野古基地建設反対世論を覆い隠す役目を、大阪で騒ぎまくることで成し遂げた。
小泉純一郎、石原慎太郎、橋下徹の役目は実はそっちの方が本筋だったのである。
政治性を持たない者や、差別によって自己を救い上げて行くしか方法を持たない者、自己と社会の矛盾が資本の暴力論理から来ていることすら知らない者、、、
それはあらゆる国で踏襲されて来た典型的なファシズムの手法である。
