4日投開票の米東部ニューヨーク市長選で、民主党の急進左派、ゾーラン・マムダニ・ニューヨーク州下院議員(34)が当選した。マムダニ氏は自らを「民主社会主義者」と位置づけるウガンダ生まれの移民で、ニューヨークで初のイスラム教徒の市長となる。
4日には南部バージニア州と東部ニュージャージー州の知事選も投開票され、いずれも「反トランプ」を掲げた民主党候補が共和党候補を破った。今回は1月の第2次トランプ政権発足後初の大型地方選で、政権に対する評価としても注目を集めていたが、トランプ米大統領に逆風が吹いた。