外国為替市場で円相場は、さきほど一時1ドル=147円台後半となり、およそ32年ぶりの円安水準となりました。 先ほど発表されたアメリカの9月消費者物価指数の伸び率が8.2%と市場予想を上回りったため、インフレを抑制するためにアメリカの中央銀行が利上げを加速させるとの見方が強まりました。1ドル=147円台後半となる円安は1990年以来およそ32年ぶりです。 市場では政府日銀が再び為替介入に踏み切ることが警戒されているほか、ニューヨーク市場での株価への影響も懸念されます。
米労働省が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.2%上昇となった。
原油相場下落を反映し、伸び率は3カ月連続で鈍化した。ただ、市場予想(8.1%)を上回り、依然として高水準だった。連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑制に向け、大幅利上げを続ける構えだ。