ウクライナ南部オデッサ州の知事は4月30日、州内の空港の滑走路がロシアによるミサイル攻撃を受けて破壊されたと発表した。オデッサは主要港湾都市で、黒海に面する要衝。死傷者は出ていない。貨物鉄道が穀物の輸出港に乗り入れるための橋も26~27日に2発のミサイル攻撃を受け、一部が損壊した。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「これまでにロシアはこの『無意味な戦争』で2万3000人以上の兵士を失ったが(戦争を)止めない」 ゼレンスキー大統領は9日にモスクワで行われるロシアの戦勝記念日のパレードにも言及し、ウクライナ軍が善戦しているためロシア側は人員や軍備を確保できず、規模を縮小せざるを得なかったと述べました。 また、西側諸国に対し、ロシア産の原油取引に関わる企業などへのさらなる制裁強化を訴えました。 一方、ロシア軍に侵攻された地域では、人道支援部隊の活動がすでに始まっていて、地雷除去などの取り組みにより通常の生活を取り戻しつつあると強調しました。