自衛隊をイスラム勢力と戦わせることが安倍内閣の目的だった。

安倍内閣一派の目的は自衛隊をイスラム勢力との戦争に投入することである。

日米安保詐欺同盟によって日米の軍事財閥が今以上に税金を毟り取るにはそうする以外にないからだ。

その練り上げられたシナリオが明らかになった。

きょう安倍は、前原議員の質問に答えて、去年から後藤さん開放の交渉を進めていたと答弁した。

日本国民の解放を交渉しながら、安倍晋三首相は中東歴訪を強行した。

そして1月17日、エジプトで「イスラム国」と戦うため、としてイラクやレバノンに2億ドルを支援することを表明した。戦闘で最も重要な後方支援を日本が担うと安倍は言い切ったのである。

中東諸国を訪問して、あろうことかイスラエル国旗の前で公然と「イスラム国」に敵対する示威行動をしたのだ。

それまで日本人人質には触れなかったイスラム国を敢えて安倍は挑発し引き摺り出し、それを利用して日本対イスラムの構図を作った。

安倍内閣は、イスラム国が非道なアクションを起こすしかない状況を作り出したのである。

安倍の戦略ミスだとか、安倍の外遊が処刑を誘発したとか未だにヌルいことを言っている者やマスコミがある。唸りを上げて拡大している自衛隊の中東ジブチ基地が見えないのか？

自衛隊をイスラム勢力と戦わせることが安倍内閣の目的だったのだ。

日本が中国で行った挑発と同じである。

イギリスのウヨ新聞タイムズは２６日付の社説で、「イスラム国」の日本人人質事件を機に、日本は「イスラム国」に対する有志国連合を支援するため、自衛隊を活用すべきだと安倍をけし掛けている。

事件は「日本への直接の挑戦」だと指摘して、アフリカ東部ジブチの拠点は、中東での民間人避難支援にも利用できると訴え「日本はイスラム国に対する軍事的な有志国連合に加わるべきだ」と米英十字軍に参加しろと呼びかけた。（＝共同）

2004年2月、小泉自民党による有事法制・イラク特措法成立により多くの日本の若者が絶叫に近い反対を圧して劣化ウランの粉塵が舞う米英イラク侵略強盗の戦場に送り込まれ侵略強盗殺人の共犯者となって帰還した。虐殺された多くのイラク人家族の慟哭を背負って取り返しのつかない人生を歩むことになったのである。

今日、「生活の党と山本太郎となかまたち」の初めての記者会見が行われ「安倍首相が今やっていることは、人命救助という話ではなく、集団的自衛権の話に踏み出したのだ。つまり、他人の国の紛争に、日本が直接関与することなのだ。」と小沢一郎が述べたが、他の野党はどうした？