欧米メディアによると、スロバキアのヘゲル首相は17日、ロシアが侵攻するウクライナに、旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」13機を引き渡すことを政府として承認したと発表した。 引き渡しの時期は不明。既に供与を決めたポーランドに続く動きで、欧米諸国によるウクライナに対する兵器支援が加速する。 今回の決定についてヘゲル氏は「ウクライナ、ポーランドと密接に連携している」と述べた。協調して戦闘機支援の拡大を目指す構えだ。スロバキアは昨夏、自国軍のミグ29を退役させ、米国製のF16戦闘機に置き換えることを決めていた。 ポーランドは今月16日、4機のミグ29を数日中に供与すると明らかにした。ポーランドとスロバキアは北大西洋条約機構(NATO)に加盟している。